【報告】第3回「定例法話会-法語から聞く仏さまの教え」を開催しました
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【報告】第3回「定例法話会-法語から聞く仏さまの教え」を開催しました

2025.4.24

背景

3月28日(金)14時より、第3回「定例法話会-法語から聞く仏さまの教え-」が開催されました。

講師に小田朋隆氏(福岡組正聞寺住職)をお迎えし、「仏教はこうせねばならないということはないのです(金子大榮)」の法語をもとにご法話をいただきました。

▼法話(小田 朋隆 氏)

はじめに小田氏は、私たち誰しもが願うこと、また人間の究極的な目標は「明るい」ということではないか。我々に先立って、「南無阿弥陀仏」に出遇ってこられた方々に共通する心は「明るい」ということがあるのではないかと問いかけながら、小田氏ご自身の仏法のいただきについてお話いただきました。

また、選定された法語は、金子大榮氏が若い方たちとの問答の中でおっしゃられた言葉であると紹介し、「仏教はこうせねばならない、ということはないのです。こうしましょうということがある。」という補足を加え、他人に対して「〇〇しなければならない」「〇〇あるべき」としながら生きていた自身の生活を振り返り、宗教にも「〇〇しなければならない」と強制していく「怖さ」を包含しているのではないか、その中で金子大榮氏の言葉は南無阿弥陀仏の声を聞く一人として大事なことだとお話いただきました。

最後に、目まぐるしく変化する現代において、「南無阿弥陀仏」はかたちを変えることなく、私たちのもとに届いていることには理由があり、その理由をたずねていくのが「聞法」である。「念仏申すご縁」を皆さんと一緒に大切にしていきたい、とお話いただきました。

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